ジャパニーズ・ピクニック

パトリス・ジュリアンの料理本が好きだ。
彼の料理本は他の料理本とは違い,料理の作り方はかなり大雑把。
それを見ながら料理を作るというよりは,彼の料理やインテリア,料理を愉しむ雰囲気などをゆっくり味わうのが正しい読み方だと思う。
その中でも,特に忘れられないのが「男のフランス料理abc」の
「Japanese Picnic 」というページだった。
本には、竹籠に入った漆のお弁当箱に、それは美味しそうな料理が盛られていた。
「たとえ忙しくても,雨が降っていても,家の中でも、竹かごに入れた二段重ねの弁当箱をぱっと開くだけで,そこは,どこにだって変貌する」という文があって。

…それを,いつか絶対にやろうと思っていた。
紙ひもで。
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W21cm×D20cm×H9cm。柿渋仕上げ。
梅雨でどうしても柿渋が塗れなくて,結局1ヶ月半くらい放置されてました。
三本飛ばしのあじろ編みで,フタをきっちりジャストサイズにするのは前回の「丸あじろ」のボックスの工程が役に立ったので,ちょっと嬉しかったかも。

柿渋は,天気の良い日に一気に塗り,乾かしたほうが強度がでて匂いも早く飛ぶみたいで,ギリギリしながら梅雨が明けるのを待ってました。
というわけで,梅雨の晴れ間に何をしたかというと,寝具の交換でも,衣替えでもなく,とにかく柿渋塗り…(^^;)。
今回は弁柄を少量入れて赤く,ちょっと特別なかんじに。
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蓋を開けたところ。
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お弁当箱近影。
このお弁当箱にへんにこだわってしまい,むちゃくちゃ原価が高くついてしまった…(T▽T)。あうあうあう~~ いやー、最近のお弁当箱って高いのね~(^^;)
しかもたっぷり柿渋を使ったのでそれもイタかった。柿渋も決して安いものじゃないので,あぁもぅ当初の予算よりかなりオーバー。いちお3300円で販売することにしたのですが,ほとんど手間賃入ってません。だめだめじゃん。

大好きな誰かと,家で,二人で,ゆっくりと食べてほしいな…と心をこめて作ったのですが。
………売れるんかいな………(;´Д`)アワワワ。

というわけで,久しぶりにショップを更新。

おっとちなみに,柿渋塗りたてなのでまだかなり臭いです(爆)。
先日のロッタさんのバッグ交換会のときに,意外と「柿渋がどんなにすごい匂いなのかぜひ体験してみたい」という方が多かったので,わざと柿渋の香りを残しています(笑)。
日陰の風通しの良い場所に1ヶ月くらい干していたら多分ほとんど香りは消えます。
どなたか,ぜひ柿渋の日陰干しも体験してみてください(笑)。
by satoka07 | 2006-07-13 11:28 | 雑貨

手芸用の紙バンドで日々作っています


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