草木で染めよ! ~蘇芳編(その2)

媒染後,再び染液へ20分浸染。
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なんとなく黒ずんでいた赤が,鮮やかな赤に変化。これぞ媒染の力…。
紙ひものほうは冷たい染液に,小物入れのほうは染液を鍋に入れて再沸騰させた後,そのままコトコトと20分間染液でゆでる。
染液が更に濃くなり,鍋肌は真っ赤。
…あの~……この鍋,今から夕飯に使うんですけど…( ̄▽ ̄;)。
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浸染後水洗いし,紙ひもはいつものようにそうめん状態,小物入れのほうは形を整えて新聞紙の上で乾燥させる。

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で,完成したのがこちら。
テープのほうは…あれだな,『ムラがあるアンティークレッド』(爆)。やはり下処理(ボンドを落とすための洗濯)を怠ったのが敗因かと。
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で,こちらが小物入れ。テープに比べ色がかなり濃いです。下処理をちゃんとしていたというのもありますが,多分再浸染のときに煮詰めたからじゃないかな…。一番上の縁あたり,ちゃんと「蘇芳色」が出ています。
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家に咲いていたバラをサラダボウルに生け,鉢カバーに。
…あ,結構いいかんじかも…。


【まとめ】
蘇芳は詳しい染め方が書いてある本がなかなか見つからなくて,とりあえずごく一般的な染め方で一般的な量でやってみたつもりなのですが,こちらのサイトを拝見したら蘇芳は先に媒染処理をする…らしい( ̄▽ ̄;)。いや~ん,知らなかったよぅ…

でも,とりあえず次のページに書いてある色の表を見ていると,グラデーションに応じて表に書いてあるすべての色が出ているみたい…多分…。

日光堅牢度は弱い,らしい…。私は最近思うのですが,そもそも草木染で合成染料のような日光堅牢度を求めること自体間違っているようです。草や虫などの命のエキスみたいなものを糧とする定めで,移ろいやすい色そのものが草木染の宿命ような気がしてきました。

しかしあれですね。
とにかく,染色用のお鍋を購入するのが急務かも…( ̄▽ ̄;)。
ステンレスが理想と聞いたので,仕方なく使った私の大事なボダムのお鍋が真っ赤かになっちゃったよぅ~(T▽T)。あうあうあう~~
漂白しまくってなんとか事なきを得ましたが,ほんとこれだけはなんとかしないと…銅媒染がヤバイです。
…そういえば中国産の土鍋で銅がにじみ出てくるやつ,あったなぁ…。あれって自然に銅媒染ができるんじゃないだろうか。…まさかねぇ(^^;)。

【追記】
そういえば染まる色はまぁまぁ理想の色に近かったのですが,問題は風合い。
下処理等の関係で新品の入荷したての紙ひもの,艶やかさが…ないのよねぇ…( ̄_ ̄)。
毛羽立ってガサガサしたかんじがちょっと残念。風合いがよくなるともっとこの蘇芳色,綺麗に見えるはず…。
by satoka07 | 2007-06-28 22:33 | いろいろ実験

手芸用の紙バンドで日々作っています


by さとか